タイトル
情報技術のすべてがわかるSE教科書
著者
坪根 直毅 (著), 中島 尚紀 (著), 小川 創生 (著), 原田 辰彦 (著)
出版社
翔泳社
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システム開発の初心者から中級者の方を対象に、現場の開発で必要となる技術について詳細に紹介している書籍です。お客様から、「SEなら知っていて当然だ」と思われる技術はほとんどすべて載っていると思います。情報処理技術者試験の対策にも使えるほど、詳しく技術紹介されています。

  1. ネットワーク技術
  2. データベース技術
  3. 情報システム開発とオブジェクト指向
  4. セキュリティ技術
  5. Web系開発を例にとって

システム開発の現場で必要となる核の部分を網羅しています。システム屋として知らないでは済まされない必須の技術ばかり載っていますので、ピカピカの新人さんに特におすすめの一冊です。

Dependency Injection (DI) は、「依存性の注入」という言葉で最近話題になっています。「EJB は重過ぎて使えない」とか「軽量コンテナは疎結合だからすばらしい」といった声をよく聞くようになりました。

Dependency Injection (DI) はサービスコンポーネント間の関係を疎に保ったままアプリケーションを構築するというものです。「設定を利用から分離する」という原則が、DIの本質です。

いろんな書籍が出始めてきた中で、依存性注入の何がステキなのか、疎結合だと幸せだよねといったことは非常に良く分かるようになりました。それでも、自分の中で何かしらの引っ掛かりがあります。それをつらつら書き連ねてしまおうかと思っています。

参考

Inversion of Control コンテナと Dependency Injection パターン

タイトル
Executable UML MDAモデル駆動型アーキテクチャの基礎
著者
スティーブ J.メラー (著), マーク J.バルサー (著), 株式会社テクノロジックアート (編集), 二上 貴夫 (翻訳), 長瀬 嘉秀 (翻訳), Executable UML研究会 (翻訳)
出版社
翔泳社
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「Executable UML」とは、実行可能なモデルという意味です。Executable UML の目的は 「ソフトウェア実装上の構成を決定せずに、問題領域の解決に向けての分かりやすいモデルを提供すること」です。ソフトウェア実装とは例えば、プログラミング言語やプラットフォームといったいわゆる、問題領域の解決につかう道具のことです。逆に問題領域の解決とは、ビジネスモデルやビジネスルールと言われる、ソフトウェアの目的の部分です。

Executable UML は、UML のアクションセマンティックス(動作意味論) を提供します。これにより、ソフトウェア実装を決定せずともソフトウェアの動作を表すことができます。しかも、厳密に定義することで、ツールによる解釈・実行が可能になります。 (モデル駆動アーキテクチャ)は、こうしたExecutable UML によって書かれたモデルを解釈し、コードを自動生成しようとしています。モデルの解釈を行うためには、厳密なセマンティックスが必要とされます。

本書は、Executable UML を理解するためのよい書籍だと思います。Executable UML 自体は、新しいモデリング言語と言うわけではありません。UML の一つの拡張(プロファイル)であり、実行可能なモデルを生み出すためのただの表記法です。

最近は、「モデリング」という言葉をいろんなところで聞けるようになりました。書籍もたくさん出ています。今後は、プログラムだけではなくモデリングも出来なくてはならない時代が来るかもしれません。そうすると、自然とモデルからコードを生成するという発想が生まれてきます。今後は MDA のようなモデルからコードを生成する手法が一般的になってくるかもしれません。Executable UML は次世代のための必須知識と言えるのではないでしょうか。

アメリカではほとんどデフェクトスタンダードとなっている「」の覚書きです。Spring は簡単に言うと、IoC (制御の反転)、またの名を DI (依存性注入) という仕組みを取り入れた軽量コンテナです。

AOP(アスペクト指向プログラミング) はクラスの直接的な責務ではない、各モジュールから共通で使われる処理を、独立して切り出す手法です。「クラスの直接的な責務でない」とは、例えば「ログ」や「トランザクション」、「認証」などです。多くのクラスに重複コードが生まれてしまうような処理は、アスペクト(横断的関心事) として別のモジュールにしてしまうという手法をとることが出来ます。Spring AOP は、このアスペクトを扱うものです。 参考:『AspectJによるアスペクト指向プログラミング入門』 ソフトバンクパブリッシング   Springの詳細については、ほかにもっとよいサイト(Springフレームワークの紹介)があるので、そちらを参考にしてください。ここでは、Springを使っていて、ハマった点や気になった点などをメモしていこうと思います。随時更新していくつもりです。間違っている可能性が高いので、気になる点があればコメントをお願いします。

参考

Spring Pad - Wiki

JavaWorld 7月号 2004年

アメリカではほとんどデフェクトスタンダードとなっている「」の覚書きです。Spring は簡単に言うと、IoC (制御の反転)、またの名を DI (依存性注入) という仕組みを取り入れた軽量コンテナです。

Springは MVCフレームワークを提供しています。Springのフレームワークは、すべてインターフェースベースになっているので、単一継承の JAVA にとっては非常にありがたいものです。Spring MVC の View には、JSP の他、Velocity、XSLT、JSFなどといったさまざまな技術が使えます。

Validation 機能は、Web システムにとって非常に重要なものとなっています。Springでは、 Validation は Web パッケージと切り離されているので、単体テストも簡単に出来るようになっています。

Springの詳細については、ほかにもっとよいサイト(Springフレームワークの紹介)があるので、そちらを参考にしてください。ここでは、Springを使っていて、ハマった点や気になった点などをメモしていこうと思います。随時更新していくつもりです。間違っている可能性が高いので、気になる点があればコメントをお願いします。

参考

Spring Pad - Wiki

JavaWorld 7月号 2004年

アメリカではほとんどデフェクトスタンダードとなっている「」の覚書きです。Spring は簡単に言うと、IoC (制御の反転)、またの名を DI (依存性注入) という仕組みを取り入れた軽量コンテナです。

Springはとても抽象化した方法で、トランザクション管理を行います。抽象化というのは実装に依存していないという意味です。アプリケーションサーバが持つトランザクション機能や、 JDBCのようなリソースを使った DataSource に関しても、共通の方法でトランザクション管理を提供しています。

Springの詳細については、ほかにもっとよいサイト(Springフレームワークの紹介)があるので、そちらを参考にしてください。ここでは、Springを使っていて、ハマった点や気になった点などをメモしていこうと思います。随時更新していくつもりです。間違っている可能性が高いので、気になる点があればコメントをお願いします。

参考

Spring Pad - Wiki

JavaWorld 7月号 2004年

アメリカではほとんどデフェクトスタンダードとなっている「」の覚書きです。Spring は簡単に言うと、IoC (制御の反転)、またの名を DI (依存性注入) という仕組みを取り入れた軽量コンテナです。

Springは JDBCを抽象化した層を持っています。JDBCを使ったプログラミングで、共通化できる部分や、煩雑な部分をすっきりとした統一的な方法でアクセスできる手段を提供してくれます。

Springの詳細については、ほかにもっとよいサイト(Springフレームワークの紹介)があるので、そちらを参考にしてください。ここでは、Springを使っていて、ハマった点や気になった点などをメモしていこうと思います。随時更新していくつもりです。間違っている可能性が高いので、気になる点があればコメントをお願いします。

参考

Spring Pad - Wiki

JavaWorld 7月号 2004年

アメリカではほとんどデフェクトスタンダードとなっている「」の覚書きです。Spring は簡単に言うと、IoC (制御の反転)、またの名を DI (依存性注入) という仕組みを取り入れた軽量コンテナです。

Springが他のIoCコンテナと差別化を計っている点として、「ビジネスオブジェクトを管理する方法にフォーカスを当てている」という点があります。また、「レイヤー化されたアーキテクチャであるため、局所的にSpringアーキテクチャを利用できる」、「テストドリブンプロジェクトに理想的なフレームワークになるように設計されている」という利点があります。

Springの詳細については、ほかにもっとよいサイト(Springフレームワークの紹介)があるので、そちらを参考にしてください。ここでは、Springを使っていて、ハマった点や気になった点などをメモしていこうと思います。随時更新していくつもりです。間違っている可能性が高いので、気になる点があればコメントをお願いします。

参考

Spring Pad - Wiki

JavaWorld 7月号 2004年

「ユースケース図」から「パッケージ図」までの全10個のUML図をモデリング技能認定試験のL1,L2試験に合格できる程度で紹介されています。UMLは、世界標準のモデリング表記法です。モデリングの共通言語として使われています。

本書では、下記の10個のUML図について説明しています。

  1. ユースケース図
  2. クラス図
  3. シーケンス図
  4. コラボレーション図
  5. ステートチャート図
  6. コンポーネント図
  7. 配置図
  8. オブジェクト図
  9. アクティビティ図
  10. パッケージ図

UML図以外にも簡単なオブジェクト指向の基本概念やモデリングの必要性などにも触れられています。モデリング技能認定試験の勉強本としての活用が考慮されているのか、Keyword や Step Up といった本文中に出てきた用語の解説も豊富に載っています。

本書で扱われているUMLのバージョンは1.xです。今後は、UMLの2.0が使われ始めると思います。UML2.0では、1.xよりもさらに表現力豊かになった図が使えたり、現在のUML図のいくつかが変更されていたりします。ですが、UML2.0対応の本で始めるよりも、本書のような全体図を見渡せる入門書で基礎から作っていくのが、UMLの理解のコツかと思います。

『リファクタリング―プログラムの体質改善テクニック』の続編になっています。

例のごとく、自分で読み直したときにどんな場合にどのリファクタリングが使えるかのメモにしようと思ってます。2005年中くらいには、本書の和訳が出版される予定です。

現在、洋書読破中。記事もそのつど更新していくつもりです。(最終更新日:2004/10/29)

本家サイトはこちらになります。カタログ一覧あります。

Refactoring To Patterns