対象読者は、「Java入門を終えて、実務や実際のアプリ開発に着手する初級者」な感じです。『Effective Java プログラミング言語ガイド』ほど濃い内容ではありませんでした。言語の基礎を学び終えて、Javaプログラミングの基礎を身に付ける時に有効に利用できそうです。
内容は、鉄則ということでこの場合はこうするべしという感じのことが50程載っています。「開発環境に関する鉄則」、「実装に関する鉄則」、「テスト、デバッグに関する鉄則」、「設計に関する鉄則」と、扱う範囲は結構広い感じです。そのため、内容は多少物足りない部分もあります。
言語仕様を理解した後に、実際の業務に利用できるレベルに成長するための実用本として活用できます。本書をマスターした後は、更なるステップのために『Effective Java プログラミング言語ガイド』を読むのをおすすめします。