タイトル
iPhoneのオモチャ箱 iPhone SDKプログラミング
著者
徳井 直生 (著), 岡村 浩志 (著), 笠谷 真也 (著), 深津 貴之 (著), 青木 太臣 (著), 大宮 聡之 (著), 瀬尾 浩二郎 (著), バスケ (著), 宮川 義之 (著)
出版社
ワークスコーポレーション
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本書は、iPhone アプリを実際に作っている著者の方が、実体験やノウハウをもとに執筆されたものが集まっています。

iPhone とはなんなのか、iPhone アプリはどういうもので、どうあると面白いのか、自分たちはどう考えるのか、こういう機能をもったアプリを作るときはこうやって自分たちは作った。そういう話がたくさん載っています。

実際に iPhone アプリを始めて見たい人は、本書の姉妹本である『ユメみるiPhone ―クリエイターのためのiPhone SDKプログラミング』から読み始めると良いと思います。それから実際に自分で手を動かしてみて、「アレ?こういう機能ってどうやって実装したらいいのかな?」という疑問が湧いてきたら本書を読むと良いと思います。

章ごとに筆者が違うし、紹介している技術やライブラリも違うので、iPhone アプリ開発を体系的に学ぶのには適していませんが、こういうことがしたい!という目的がある人は、本書に解決の糸口を見出しすことができるかもしれません。

読みやすいですし、チュートリアル的に書かれているところもあり理解しやすいです。なかなかオススメの一冊です。

(株)マウントポジションがアプリケーションの開発を担当した iPhone用アプリケーション「Air号外」が本日リリースされました。

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Air号外は、街中で配布される「号外」を仮想空間で配布するサービスです。 地図を見ながら近くで配布されている号外を検索し、 ARカメラを使って、空間に配置されている号外を取得し、閲覧することができます。

開発運営 - 株式会社博報堂DYスポーツマーケティング - 株式会社キュードーガ - 株式会社マウントポジション

首都圏にいてもなかなか手にする機会が少ない「号外」を このアプリケーショを使って手に入れてみてはいかがでしょうか。

iTunes へのリンク

Air号外

なお、このアプリケーションは を使ってつくりました。

開発期間がぐっと短縮できたし、Titanium だと分業がしやすい(Window 単位で画面をわけることができるため)ので、サクサク開発ができました。

iPhone アプリで利用している Xcode 上に単体テスト環境を構築する手順のメモです。

GUI の構築が多い iPhone アプリ開発ですが、一部ロジックもあります。ロジックのテストはあったほうがいいし、なきゃ不安。

ということで単体テスト環境の構築方法をいろいろしらべてやってみた手順のまとめです。

UIViewController でメモリの確保と破棄を行う際に viewDidUnload と dealloc をどのように使い分けたらよいか間違って覚えている人が多いように思います。

Web上にあるサンプルや書籍でさえも間違っているものが多くあります。

本記事では、UIViewController の viewDidUnload と dealloc の使い分けを整理していこうと思います。

Objective-C ではガーベージコレクション機能が用意されていますが、iPhone アプリ開発などではメモリ管理をガーベージコレクションに任せずに自分で管理する必要があったりします。

メモリ管理のルールとして、自分でメモリを割り当てたものは自分で開放する、自分で retain をしたものは 自分で release するなど、いくつかルールがあるのでそのメモです。