タイトル
ハッカーの教科書
著者
IPUSIRON (著)
出版社
株式会社データハウス
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ハッカーという言葉は、マスコミが取り上げる中では、コンピュータに進入して悪いことをする人だという認識が高まっています。しかし、実はこれはまったくの誤解で、ハッカーというのはコンピュータの扱いにかけては右に出るものがいないほどの天才のことをさすのです。

本書をよんでまずはじめにがっくりきました。この本で言うハッカーはマスコミが取り上げる意味と同じハッカーでした。悪いことをするのは、「クラッカー」なのに・・・。

内容的には、まあ面白本でした。本の構成も終始一貫していてよかったです。ハッキング(クラッキング)するにはツールがあれば大した技術はなくても出来てしまいます。この本ではツール使い方やデータの読み方などの説明と効果などを説明してありました。

実際にクラッキングをすると罪になりますので、決してしないでください。やるとしても、自分のコンピュータだけに対して行ってください。この本を、まったく知識のない人が読んで、本のとおりに行ったとしたら、それは犯罪行為になります。注意してください。

ということで、本書ではハッキングのことを一通りのことは学べると思います。ハッキングするには実はたいした技術はいらなくて、ツールと、データの読み方と、警察に捕まってもかまわないという勇気があればいいのだということをこの本からは学びました。読み物として割り切ってください。

この本には続刊がでていて、第二巻ではハッカーが進入した場合を想定して書かれています。 二冊そろえて、是非あなたもハッカーに!!(よいこは絶対にまねしないでください。)

ハッカーの教科書〈2〉ハッカー侵入実験

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