LinuxはフリーのOSで、こういう解説書なんかを買うとついてくるんですが、インターネットで探しても見つかります。Linux自体はフリーで、インストールにお金はかかりません。
Linuxの種類にもいろいろあって、ディストリビューションというのですが、いくつかのプログラムがセットになっています。このVineLinuxというのは数あるディストリビューションの中で、日本語対応が十分にされています。初心者にはこのVineLinuxをおすすめします。
さて、この本の評価ですが、本を読みながら自宅のパソコンにLinuxを入れてみましたが、確かに簡単です。まあ、最近のディストリビューションはほとんどインストールは自動で行ってくれるので、どれも似たようなものです。しかし、最初から気兼ねなく日本語を使えるというのがお勧めです。
VineLinuxのインストールから、XWindowの設定、ユーザ作成、インターネットの設定という流れになっています。とりあえず、この一冊で一般のユーザが使う設定はできそうです。
ただ、あえてLinuxをパソコンにインストールするユーザが、インターネットの設定までで納得するかは微妙です。この本は、ほんとの初心者が、興味本位にLinuxを触る手助けをするものだと割り切ったほうがいいでしょう。
VineLinux のホームページです。ちなみに、Vineというのは英語で「ブドウの木」という意味らしいです。