タイトル
会社に入ったらすぐ読む本―最初の一歩でつまずかない即効のゴールデン・ルール
著者
船井総合研究所 (著), 船井 幸雄 (監修)
出版社
大和出版
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本書は、新社会人が会社に入ってどういった考えを持つと良いかをまとめたものになっています。ビジネスマナーから仕事のやり方まで、ケーススタディを使ってポイントを解説してあります。

ただ、こういった場合はこうすればよいといったノウハウ本ではありません。社会人になってからの常識とマナーを学ぶために、例となるケーススタディを分析し、こういう考え方をしたほうがより良いと思われる考え方や行動を示しています。

特にケーススタディが最初に例示されているので、その状況というものがとてもよく分かります。そして、その状況ではこういう判断基準を持つ方がよりベターであるという感じで進めて行きますので、とても理解がしやすいです。

特徴

特徴は、なんと言ってもケーススタディが載っていることです。これによって、状況判断のポイントがつかみやすくなります。また、新社会人にとってなじみのある状況が満載ですので、違和感なく理解できます。

本書のポイントは3つです。

  1. 勉強好き
  2. 素直
  3. プラス思考

これは、新社会人のみならず、すべての会社員にいえることだと思います。これに後一つ私が付け加えるとしたら「謙虚」です。

常に上を目指し、先輩の話を素直を受け止め、自分で考え、何事も良い方向に考える。そして自分に自信を持ち、自分を過信せず、自分を偽らない。

新しい状況というものは、その後の人生に深く影響を与えるものが多いと思います。ノウハウではなく、自分の言葉に落とした基本というのを、本書のような本から学び取れたらいいなと思います。

参考

  • 成功法則を見つけることが、成功への近道!?
  • デキる人と呼ばれる秘訣
  • 7つの習慣。これを習慣付けられたら最強