C++でクラスを作るサンプルをやった後、住所録プログラムで継承・動的処理、MFCへと入っていきます。段階的に勉強できるのも特徴の一つですが、作るサンプルがまた一味違って面白いものばかりです。
最後に作るソリティアは何度作っても飽きず、ゲーム作りの基礎を学ぶのにもうってつけのように思います。
よくプログラミングはサンプルに学ぶって言われますけど、まさにそのとおりと実感できる一冊でした。初心者から中級者まで読める本です。ただし、C++の基礎は載っていないので、あえて言うならば文法は一通り覚えたけど次はどうするの?って人向けです。
プログラムのクラスの分け方、設定ファイルの書き出す目安、ゲーム作りの基礎など、実践的な部分を丁寧に学べます。本を読み終わった後に、ゲームができてしまうというのもひとつの魅力です。 このゲームやりたさに、がんばって読み終えてしまうくらいの勢いはでてくると思います。
MFCを学ぶ際に、Win32APIのあり方というのも知っていたほうが良いでしょう。本書では、最初はWin32APIを使ってGUIを作成し、同じものを今度はMFCを使って実装します。基礎から学べる逸品です。
MFCとかWin32APIとかちんぷんかんぷんな人用にこれを紹介します。
用途 | サイト |
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VisualC++ をつかっていてわからないことがあったら | VC++ML |
VisualC++ と MFC について平易に解説しているサイト | MFC 実践プログラミング ヒント集 |
MFCプログラミングテクニックを教えてくれるサイトです。 | MFCプログラミング |
Win32APIのサンプルコードが満載 | C/C++によるWin32API |
最後はやっぱり本の紹介です。
プログラミングWindows第5版〈上〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! Microsoft Programming Series