タイトル
はじめてのVisual C++6.0
著者
山地 秀美 (著)
出版社
技術評論社
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C++でクラスを作るサンプルをやった後、住所録プログラムで継承・動的処理、MFCへと入っていきます。段階的に勉強できるのも特徴の一つですが、作るサンプルがまた一味違って面白いものばかりです。

最後に作るソリティアは何度作っても飽きず、ゲーム作りの基礎を学ぶのにもうってつけのように思います。

よくプログラミングはサンプルに学ぶって言われますけど、まさにそのとおりと実感できる一冊でした。初心者から中級者まで読める本です。ただし、C++の基礎は載っていないので、あえて言うならば文法は一通り覚えたけど次はどうするの?って人向けです。

プログラムのクラスの分け方、設定ファイルの書き出す目安、ゲーム作りの基礎など、実践的な部分を丁寧に学べます。本を読み終わった後に、ゲームができてしまうというのもひとつの魅力です。 このゲームやりたさに、がんばって読み終えてしまうくらいの勢いはでてくると思います。

MFCを学ぶ際に、Win32APIのあり方というのも知っていたほうが良いでしょう。本書では、最初はWin32APIを使ってGUIを作成し、同じものを今度はMFCを使って実装します。基礎から学べる逸品です。

MFCとかWin32APIとかちんぷんかんぷんな人用にこれを紹介します。

MFC、Win32APIの参考サイト
用途 サイト
VisualC++ をつかっていてわからないことがあったら VC++ML
VisualC++ と MFC について平易に解説しているサイト MFC 実践プログラミング ヒント集
MFCプログラミングテクニックを教えてくれるサイトです。 MFCプログラミング
Win32APIのサンプルコードが満載 C/C++によるWin32API

最後はやっぱり本の紹介です。

プログラミングWindows第5版〈上〉Win32 APIを扱う開発者のための決定版! Microsoft Programming Series