この本は、Direct3Dについて解説してある本で、CD-ROMについているツールを使うと簡単に3Dのプログラミングができてしまうという画期的なものでした。当時は3Dプログラミングをするのに、非常に手間がかかり、何かしらのツールを使わないと、めんどくさくてやってられなかったものです。
DirectX自体がかなり難しい技術でしたのでこういったツールが付属でついてくるととても助かりました。 内容的にはそれほど難しくなく、ちょっとがんばれば読みこなせると思います。
ただ、現在のDirectXがこの本とはちょっと変わっているので、本で学んだことがそのまま通用するということはないと思いますので、この本をいまさら買うという気はほとんど起こらないかもしれないですね。
最近はDirext3D と DirectDraw(2D) が同じようにプログラミングできるようで、この書評を書いたきっかけに、久しぶりにDirectXを触ってみてもいいかなと思いました。
ちなみに、DirectX について知らない人は、IT用語辞典をどうぞ。
本家、Microsoft DirectX のページです。