タイトル
Effective Java プログラミング言語ガイド
著者
ジョシュア・ブロック (著), 柴田 芳樹 (著)
出版社
ピアソン・エデュケーション
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Javaプログラマのための最も実用的な本のうちのひとつといってもいいと思います。それくらい実用性があり、優れたソースコードを書くための指南書として使える良書だと思います。

本書は、Javaの慣習と効果的な使用法を学べます。Javaの基本的使い方、文法をマスターした人向けの本です。次のステップへの最適な一冊だと思います。

特徴

本書は次のタイトルから構成されています。

  • オブジェクトの生成と消滅
  • すべてのオブジェクトに共通するメソッド
  • クラスとインターフェース
  • C構文に対する置き換え
  • メソッド
  • プログラミング一般
  • 例外
  • スレッド
  • シリアライズ
  • パターンとイデオムの索引

タイトルを眺める限り、退屈そうな印象を受けるかもしれません。しかし、それは大いに間違っています。本書は少しも退屈な部分なんてありません。

本書はそれぞれのタイトルに対して、5〜10項目のプログラミング指南を行ってくれます。例えば、「オブジェクトの生成と消滅」では「コンストラクタの代わりに static ファクトリーメソッドの提供を検討する。」という項目があります。

static ファクトリーメソッドをコンストラクタの代わりに提供するメリット・デメリット、設計方法、利用方法などの説明を詳しく行ってくれます。

static ファクトリーメソッドを使うメリットは、名前を持つことだという解説がありました。確かに、メソッドに適切な名前をつけることはいいことです。このような方法もありだと思います。

ある程度プログラミングをやってきた人ならば、この点を発見、利用できると思います。ただ、プログラミング文法を終えたばかりの人が、名前の大切さを理解して、コンストラクタの変わりに static ファクトリーメソッドの利用を検討できるようになるには、誰かの助言がないとできないと思います。

本書は、文法を学び終えた人が次のステップを踏み出すために使えると思います。また、優れたJavaプログラムが書きたい人にもおすすめです。本書に書かれていることは、ほとんどJavaプログラムを書く上での原則や黄金則となっています。

すべてのJavaプログラマ必携の良書です。

参考

本書はJavaプログラムの効果的書き方を学べる良書です。他にも似た系統の本を知っていますので、ご紹介します。

  • C言語を使ってプログラミングする上でのヒントが満載のサイトです。

Cプログラミング診断室

  • Javaにおける定石やイデオムといった部分を学べます。
  • 同じく、Javaの格言や定石をまとめています。